クラウディオ・グラツィアーノ

クラウディオ・グラツィアーノ
Claudio Graziano
イタリアの旗 イタリア共和国軍
第28代統合参謀総長
任期
2015年2月28日 – 2018年
大統領セルジョ・マッタレッラ
首相マッテオ・レンツィ
パオロ・ジェンティローニ
前任者ルイージ・マンテッリ(英語版)
後任者エンツォ・ヴェッチャレーリ(英語版)
イタリアの旗 イタリア陸軍
第28代陸軍参謀長(英語版)
任期
2011年5月5日 – 2015年2月26日
大統領ジョルジョ・ナポリターノ
首相シルヴィオ・ベルルスコーニ
前任者ジゼッペ・ヴァロット(イタリア語版)
後任者ダニロ・エリコ(イタリア語版)
個人情報
生誕 (1953-11-22) 1953年11月22日
イタリアの旗 イタリア
ピエモンテ州トリノ県トリノ
死没2024年6月17日(2024-06-17)(70歳没)
出身校モデナ陸軍士官学校
トリノ陸軍司令官学校(イタリア語版)
アメリカ陸軍戦略大学
専業軍人
兵役経験
所属国イタリアの旗イタリア共和国
所属組織イタリア陸軍
軍歴1972 - 2022
最終階級陸軍大将
指揮第2アルピーニ連隊(イタリア語版)
タウリネンゼ山岳旅団(英語版)
戦闘アフガニスタン侵攻
イラク戦争
UNIFIL
受賞共和国功労勲章(大十字騎士章)
イタリア軍事勲章(上級士官章)
レジオンドヌール勲章
レジオン・オブ・メリット

クラウディオ・グラツィアーノ(Claudio Graziano、1953年11月22日 - 2024年6月17日(遺体発見日))は、イタリア軍人実業家。最終階級は陸軍大将

来歴

1953年11月22日、イタリア共和国トリノ出身。モデナ陸軍士官学校を経てイタリア共和国軍の陸軍士官となり、イタリア陸軍伝統の山岳部隊であるアルピーニとして経験を積んだ。将校・将官時代にはトリノ陸軍司令官学校(イタリア語版)を修了、さらにアメリカ陸軍戦略大学にも留学した。部隊指揮においてはタウリネンゼ山岳旅団(英語版)の傘下にある第2アルピーニ連隊(イタリア語版)の連隊長を務め、後にタウリネンゼ山岳旅団全体の旅団長に昇格している。

2001年以降、アメリカを中心とした国々による対テロ戦争でアフガニスタンやイラクでの治安任務に従事、また国際連合レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)など国連の平和維持活動にも参加している。

2011年5月5日ジュゼッペ・ヴァロット(イタリア語版)陸軍大将に代わって後任の陸軍参謀総長(イタリア語版)に着任した。

2015年2月28日ルイージ・マンテッリ(英語版)海軍大将に代わって四軍(陸軍・海軍・空軍・警察軍)を統括する統合参謀総長(英語版)に就任した。2018年より欧州連合軍事委員会委員長[1]

2022年よりフィンカンティエリ会長。2023年4月に妻を亡くした。2024年6月17日に遺体が発見された。自殺とみられる。70歳没[1]

勲功

これまで祖国からは共和制下の最高勲章である共和国功労勲章、及び軍の最高勲章であるイタリア軍事勲章(旧サヴォイア軍事勲章)を受勲している。

海外からはフランス政府よりレジオンドヌール勲章、アメリカ政府よりレジオン・オブ・メリットをそれぞれ授与されている。

脚注

  1. ^ a b “Trovato morto Claudio Graziano, presidente di Fincantieri: aveva 70 anni” (イタリア語). Open (2024年6月17日). 2024年6月17日閲覧。

関連項目

  • 陸軍参謀総長 (イタリア)(イタリア語版)
  • 統合参謀総長 (イタリア)(英語版)
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