ゼッポレ

ゼッポレ
ゼッポレ
カスタードを上に乗せたゼッポレ
別名 Saint Joseph's Day cake, sfinge, Bignè di San Giuseppe
種類 ペイストリー揚げパン
発祥地 イタリア
主な材料 パン生地, 粉砂糖カスタードクリーム
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ゼッポレ(イタリア語:zeppole)とは、揚げドーナッツ粉砂糖カスタードクリームゼリーを乗せたペイストリー菓子である。フリッテッレ(frittelle)、サルデーニャでは元は tzípulas と呼ばれていたがイタリア化(英語版)した際にzippole や zeppole sardeと変えて呼ばれる。

イタリアの父の日、イエスの養父ヨセフ(イタリア語:San Giuseppe )の誕生日3月19日を祝う聖ジョゼッペの日(イタリア語:giorno di san Giuseppe)に伝統的に食べられていることから、ゼッポレ・ディ・サン・ジュゼッペ とも呼ばれる。また、ほかの祝日などでも食される。マルタ島では、アンチョビを入れた甘くないゼッポレが四旬節に食される。

sfinge やゼッポレという名称はシュークリームにも使われる[1]

名前の由来

ジョゼッペの愛称から。

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ Zeldes, Leah A. (2010年3月17日). “Eat this! Zeppole for St. Joseph's Day”. Dining Chicago. Chicago's Restaurant & Entertainment Guide, Inc.. 2010年3月19日閲覧。

関連項目

  • ベニエ - フランスのドーナツ。中に果物などを入れる場合がある。
  • シュプリッツクーヘン(ドイツ語版) - ドイツの類似ドーナツ。四旬節に食べる習慣を持つ地域があるが、冬前に作られた動物性油脂が腐る前に使い切る需要から生まれたとされる。
  • クルーラー - シュー生地で作られるドーナツ。
  • スフガニーヤー(英語版) - ユダヤ教の祝祭に食べられるドーナッツ。「主の庭の終わり」を意味する語を由来とし、アダムとイブがエデンから追い出された時に食べて元気づけたという伝説がある。
  • 聖ジョゼッペの食卓(イタリア語版) - 父の日に食べられるフルコース料理
  • ドルチ・カルネヴァーレッシ(イタリア語版) - イタリアので食されるお菓子の一覧
種類
シュー皮
パート・
フィユテ
ポピーシード
(英語版)
その他
地域別
イタリア
イラン
  • コロンペ(ペルシア語版)
  • コルーチェ(英語版)
  • ソハン・アサリ(ペルシア語版)
インドネシア
ギリシャ
  • アミグダロピタ(ギリシア語版)
  • ガラックトボウレコ(英語版)
  • カリドピタ(ギリシア語版)
  • クルラキア(英語版)
  • ファヌロピタ(英語版)
  • フィロ
  • ブガツァ(ギリシア語版)
  • ムスタレヴリア(英語版)
  • パスタ・フローラ
スイス
  • エンガディナー・ヌストルテ
  • カラク(英語版)
  • コレラ(フランス語版)
  • シェンケレ(英語版)
  • シュパニッシュ・ブレートリ(英語版)
  • ビルンブロート(英語版)
北欧
台湾
中国
トルコ
  • ビュルビュルユヴァス(トルコ語版)
  • ギュルラッチ
  • カルブラバストゥ(トルコ語版)
  • ハヌム・ギョベイ(英語版)
  • クラビヤ(英語版)
  • サライ・ヘルヴァス(トルコ語版)
  • シェケルパレ(トルコ語版)
  • スュトゥル・ヌリイェ(トルコ語版)
フィリピン
  • エッグパイ(英語版)
  • エンサイマダ
  • エンパナーダ
  • オタップ(英語版)
  • シャコイ(英語版)
  • ディナミタ(タガログ語版)
  • トゥロン(英語版)
  • ホピア(英語版)
  • ピアヤ(英語版)
  • ビスコチョ(英語版)
  • ピリピット(英語版)
  • ブコパイ(英語版)
  • ルンピア(英語版)
  • ンゴヨン(英語版)
フランス
ルーマニア
  • ゴゴシ(フランス語版)
  • コルヌレッツェ(英語版)
  • スフィンツィショリ(英語版)
  • パパナシ
  • プラチンタ(ルーマニア語版)
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