タナアバン駅

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タナアバン駅
駅舎
Tanah Abang
所在地 インドネシアの旗ジャカルタ首都特別州中央ジャカルタ市(インドネシア語版)タナアバン区カンプン・バリ(インドネシア語版)ジャティバル・ジャヤ通り
南緯6度11分7.9秒 東経106度48分38.4秒 / 南緯6.185528度 東経106.810667度 / -6.185528; 106.810667
所属事業者 KAIコミューター
管理者 インドネシア国鉄
電報略号 THB0410[1]
駅構造 地上駅
ホーム 4面6線
開業年月日 1899年10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 チカラン環状線
キロ程 40.2 km(チカラン起点)
ドゥリ(インドネシア語版) (5.637 km)
(2.029 km) カレット(インドネシア語版)
所属路線 ランカスビトゥン線
キロ程 0 km(タナアバン起点)
(3.191 km) パルメラー(インドネシア語版)
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タナアバン駅(タナアバンえき、インドネシア語Stasiun Tanah Abang)はインドネシアジャカルタ首都特別州中央ジャカルタ市(インドネシア語版)タナアバン区にあるKRLコミューターライン

概要

線路としてはインドネシア鉄道会社ジャカルタ線(インドネシア語版)メラク-タナアバン線(インドネシア語版)上の駅であるが、路線系統として通勤列車であるKRLコミューターラインチカラン環状線ランカスビトゥン線が乗り入れる。

ランカスビトゥン線は当駅を始発でスマトラ島との連絡港の有るメラク(インドネシア語版、英語版)までつながっているが、電化されているのは途中のランカスビトゥン(インドネシア語版)63kmだけのため、メラクから直通するPT.KAIの機関車牽引の客車や貨物列車も乗り入れている(参考文献「インドネシア鉄道の旅」130-134頁『都市近郊鉄道へ脱却へと進む先には、スマトラを目指すローカル線』より)。

通勤列車は平面交差を避けて系統が分離されているが、中長距離列車のうちアンケ駅(インドネシア語版)パサール・スネン駅を発着する列車は当駅で転線が必要となるため、運行上のネックとなっている。

歴史

1899年10月1日に、オランダ領東インドの鉄道会社であるStaatsspoorwegen Westerlijnen(SS-WL)により、ジャカルタ-アンケ-ランカスビトゥン鉄道の運行に合わせて開通した[2]

駅構造

コンコース

4面6線を有する地上駅。駅舎は橋上駅舎で、駅構内に機関車の車両基地が併設されている(「インドネシア鉄道の旅」83頁より)。

駅周辺

「タナ・アバン市場」はアラブ風デザインの巨大な繊維市場で繊維博物館が併設されている(「インドネシア鉄道の旅」83頁より)。

  • タナ・アバン市場(インドネシア語版)(アラブ風デザインの繊維市場)
    • 繊維博物館(インドネシア語版)
  • チリウン川(インドネシア語版)

隣の駅

KRLコミューターライン
チカラン環状線
ドゥリ駅(インドネシア語版) - タナアバン駅 - カレット駅(インドネシア語版)
ランカスビトゥン線
 タナアバン駅 - パルメラ駅(英語版)

参考文献

  • 古賀俊行著『インドネシア鉄道の旅 魅惑のトレイン・ワールド』潮書房光人社

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Buku Informasi Direktorat Jenderal Perkeretaapian 2014 (PDF). Jakarta: Direktorat Jenderal Perkeretaapian, Kementerian Perhubungan Indonesia. Diarsipkan dari versi asli (PDF) tanggal 1 Januari 2020.
  2. ^ Staatsspoorwegen (1921–1932). Verslag der Staatsspoor-en-Tramwegen in Nederlandsch-Indië 1921-1932.. Batavia: Burgerlijke Openbare Werken 

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、タナアバン駅に関連するカテゴリがあります。
  • タナアバン駅(JAKARTA TRAVEL GUIDE) (英語)
 
KRLコミューターライン KRLコミューターライン 環状線(インドネシア語版、英語版)

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ナンボ支線:チタヤム(インドネシア語版) - ポンドック・ラジェッグ(インドネシア語版) - チビノング(インドネシア語版) - グヌン・プトゥリ(インドネシア語版) - ナンボ(インドネシア語版)
†ボゴール方面の電車のみ停車。ジャティネガラ方面の電車は通過。

 

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