五島典昭

五島 典昭(ごとう のりあき、1955年昭和30年〉 - )は、東京都出身の日本神職[1]肥前福江藩五島家第35代当主[1]

経歴

東京都で一般的なサラリーマン家庭の次男として生まれる[1]

青山学院大学を卒業後[1]は、近畿日本ツーリストに入社[1]。東京本社の海外旅行担当課長などを歴任する[1]

31歳の時に母方の縁戚に当たる、福江藩五島家に養子入りをし、当主に就く[1]。五島家は先代当主の盛輝が1945年9月2日長崎への原爆投下の影響を受けて、40歳で亡くなって以来当主が不在であった。典昭の母が盛輝の夫人の12歳下の妹であったため、養子入りの話が決まったという[1]

2005年に49歳で近畿日本ツーリストを退職し、五島市に移住した[1]。自身の旅行会社での経験を生かし、観光面からの地域貢献に取り組んでいる[1]。かつての五島家の居城の福江城の隠殿屋敷の修復、公開や自ら「城主」として観光客を迎えている[1]

また、國學院大學の講座で神職の資格を取得し、2020年からは城内の城山神社宮司に就任している[1]。五島神楽の連合会会長も務めている[1]

また、福江商工会議所の観光サービス部会会長も務めている[1]

系譜

脚注

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注釈

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o “[解藩知県]令和の殿<4>旧福江藩五島家 五島典昭さん 66”. 読売新聞. (2021年8月14日). https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/feature/CO051552/20210814-OYTAT50008/ 2021年9月15日閲覧。 

参考文献

  • 『創立120周年に寄せて』 - 長崎県立学校ホームページ

関連項目

外部リンク

  • https://heiseibasho.com/heiseibasho-comment-gotogarden/