旧広西派

旧広西派(きゅうこうせいは)は、中華民国時代における南方軍閥の1つ。旧桂系ともいう。広西派は陸栄廷らが率いた旧広西派と、李宗仁白崇禧などが率いた新広西派に分けられる。

中華民国の設立後、旧広西派は中国の最も強力な軍閥の1つとして機能した。 軍閥は隣接している湖南省広東省を支配し、陸栄廷は雲南派と共に護国戦争の間、袁世凱の皇帝即位に反旗を翻した。 雲南省と孫文の中華革命党と共に護法運動を開始したが、すぐに孫と意見が対立し、陳炯明率いる粤軍(広東軍)が、旧広西派への攻撃を開始し両広戦争が勃発した。旧広西派は孫、陳炯明、および雲南派に敗れ消滅し、1920年代前半に李宗仁、白崇禧らの新広西派に取って代わられた。

五色旗中華民国の軍閥青天白日満地紅旗
北洋軍閥の分派
北京政府
北洋軍閥内の抗争
その他の地方軍閥

雲南派 - 旧広西派 - 新広西派 - 広東派 - 四川派 - 馬家軍 - 新疆派 - 貴州派 - 湖南派

北京政府への対抗(北伐)

第二革命 - 護国戦争軍務院) - 護法運動 - 神兵起義 - 北伐(国民革命軍

国民政府とその分派

第一次広東政府 - 第二次広東政府 - 第三次広東政府 - 第四次広東政府 - 武漢国民政府 - 南京国民政府 - 北平国民政府 - 第五次広東政府

国民政府内の抗争
蔣介石への対抗)
地方政権・分離独立運動
外国との衝突