最後の聖戦 (アルバム)

最後の聖戦
筋肉少女帯スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
ハードロック
ヘヴィメタル
プログレッシブ・ロック
時間
レーベル マーキュリー・ミュージックエンタテインメント(1997年オリジナル盤)
ユニバーサルミュージックジャパン(最後の聖戦+8)
プロデュース 筋肉少女帯(セルフプロデュース)
チャート最高順位
筋肉少女帯 アルバム 年表
筋少MCAビクター在籍時 BEST&CULT
1996年
最後の聖戦
(1997年)
SAN FRANCISCO
1998年
『最後の聖戦』収録のシングル
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最後の聖戦』(さいごのせいせん)は筋肉少女帯の12枚目のアルバム1999年の活動凍結前の最後のオリジナルアルバムである。

解説

製作当初は「戦場で重傷を負い、それでも故郷へ帰ろうとしたが力尽きてしまった兵士の魂を、ドラえもんがタケコプターで兵士の死体ごと故郷へ運ぶ」という非常にダークなテーマであった[1]が、ドラえもんを出した場合の著作権料を考慮した結果、没になったそうである。

アルバムタイトルの由来は大槻ケンヂ曰く「筋肉少女帯としてこの5人でやっていくのは限界と思って付けた」[2]。その後メンバーの脱退もあり、バンドは活動凍結した。

2018年6月20日にはメジャーデビュー30周年を記念して、ボーナストラックを加え、メンバー監修のもと全曲リマスタリングし、『最後の聖戦+8』と改題して再発売された[3]ほか、同日にはiTunesなどの音楽配信サイトにて、ボーナストラックを除いたリマスター音源が配信された。

収録曲

ボーナストラックを除き、全編曲:筋肉少女帯

  1. カーネーション・リインカネーション
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:本城聡章・筋肉少女帯)
    対戦型格闘ゲームブラッディロア2』(開発:エイティング/ライジング、販売:ハドソン)オープニングテーマ。
    カーネーションは「愛」、リインカネーションは「輪廻」を意味する。
  2. トキハナツ
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:本城聡章・筋肉少女帯)
    シャーロック・ホームズの「バスカヴィル家の犬」の名前が詞に使われている。
  3. 境目のない世界
    (作詞:大槻ケンヂ・P-子 / 作曲:橘高文彦・筋肉少女帯)
  4. お散歩ネコちゃん若き二人の恋結ぶ
    (作詞:茉莉花 / 補作詞:本城聡章・大槻ケンヂ / 作曲:本城聡章・筋肉少女帯)
  5. 哀愁のこたつみかん
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ・筋肉少女帯)
  6. 友と学校
    (作詞:大槻ケンヂ・内田雄一郎 / 作曲:内田雄一郎・筋肉少女帯)
  7. 221B戦記
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:本城聡章・筋肉少女帯)
    歌手の水木一郎がゲストボーカル、声優の神谷明、宮村優子が声で参加。
  8. タチムカウ -狂い咲く人間の証明-
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:本城聡章・筋肉少女帯)
    プロレスラーの入江茂弘がデビュー当時より入場曲として使用。
    当初は正式な許可を得ずに使用していたが、2013年8月18日に両国国技館で行われたDDTプロレスリング「DDT万博」にて筋肉少女帯も来場し、メンバーの生演奏で入場した。現在はこの曲をアレンジしたバージョンを使用。
  9. 青ヒゲの兄弟の店
    (作詞:水戸華之介 / 作曲:橘高文彦・筋肉少女帯)
    アンジーの水戸華之介がゲストボーカルで参加。
    「タチムカウ -狂い咲く人間の証明-」のカップリング曲。
  10. 山と渓谷
    (作詞:大槻ケンヂ・内田雄一郎 / 作曲:内田雄一郎・筋肉少女帯)
    「小さな恋のメロディ」のカップリング曲。
  11. ペテン
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:本城聡章・筋肉少女帯)
  12. カーネーション・リインカネーション (Honjo's Demo)
    『最後の聖戦+8』のみボーナストラック
  13. 山と渓谷 (Uchida's Demo)
    『最後の聖戦+8』のみボーナストラック
  14. 哀愁のこたつみかん (Pre-production)
    『最後の聖戦+8』のみボーナストラック
  15. 青ヒゲの兄弟の店 (Pre-production, Kitsutaka Vo.)
    『最後の聖戦+8』のみボーナストラック
  16. ペテン (Honjo's Demo)
    『最後の聖戦+8』のみボーナストラック
  17. 境目のない世界 (Kitsutaka's Demo)
    『最後の聖戦+8』のみボーナストラック
  18. 旅の友 (Uchida's Demo)
    『最後の聖戦+8』のみボーナストラック
  19. 人間のブルース[人間のバラード] (Otsuki's Demo)
    『最後の聖戦+8』のみボーナストラック

演奏者

  • 大槻ケンヂ - ボーカル
  • 橘高文彦 - ギター
  • 本城聡章 - ギター
  • 内田雄一郎 - ベース
  • 太田明 - ドラム
  • 秦野猛行 - キーボード(ゲスト)
  • 水木一郎 - ボーカル(ゲスト)
  • 宮村優子 - ボーカル(ゲスト)
  • 神谷明 - ボーカル(ゲスト)
  • 安紀 - コーラス(ゲスト)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ オーケンののほほん日記より。
  2. ^ 『筋肉少女帯自伝』(K&Bパブリッシャーズ)
  3. ^ “最後の聖戦+8 筋肉少女帯 ユニバーサルミュージック”. ユニバーサルミュージック. 2018-06027閲覧。
大槻ケンヂ - 内田雄一郎 - 本城聡章 - 橘高文彦
太田明 - 美濃介 - 関口博史 - 石塚BERA伯広 - 友森昭一
サポートメンバー:三柴理 - 長谷川浩二
シングル
オリジナル

indies.高木ブー伝説 - 1.釈迦 - 2.元祖高木ブー伝説 - 3.サボテンとバントライン - 4.踊るダメ人間 - 5.氷の世界 - 6.バトル野郎〜100万人の兄貴〜 - 7.暴いておやりよドルバッキー - 8.君よ!俺で変われ! - 9.蜘蛛の糸 - 10.香菜、頭をよくしてあげよう - 11.リルカの葬列 - 12.トゥルー・ロマンス - 13.僕の歌を総て君にやる - 14.小さな恋のメロディ - 15.タチムカウ -狂い咲く人間の証明- - 16.221B戦記 (筋肉少女帯と水木一郎) - 17.仲直りのテーマ - 18.ツアーファイナル - 19.混ぜるな危険 - 20.週替わりの奇跡の神話 - 21.人から箱男 (筋少×カラオケDAMコラボ曲)

その他

ボヨヨンロック (まんが道) - 地獄のアロハ (筋肉少女帯人間椅子)

アルバム
オリジナル
ベスト
ライブ
セルフカバー
サウンドトラック

1.CRAZY MAX 1st. PRODUCED BY KING-SHOW

映像作品

1.KIN-SHOWの大残酷 - 2.筋肉少女帯 at 武道館 - 3.三年殺し - 4.筋少祭りだ!90分 - 5.science fiction double feature〜筋肉少女帯 Live & PV-clips〜 - 6.80's筋少Live & clip - 7.THE・仲直り!復活!筋肉少女帯〜サーカス団パノラマ島へ帰る'06〜 - 8.SPACE SHOWER ARCHIVE 筋肉少女帯 LIVE 9103 - 9.サーカス団、武道館へ帰る - 10.三年殺し & KIN-SHOWの大残酷 - 11.どこへでも行ける切手 初期アルバム 1st〜8th曲限定ライブSP - 12.心の折れたエンジェル 2011.5.28 赤坂BLITZ 〜再結成以降曲集中ライブDVD〜 - 13.筋少動画01 - 14.筋肉少女帯メジャーデビュー25周年記念「4半世紀 LIVE」 at 中野サンプラザ 2013.6.22 - 15.THE SHOW MUST GO ON ~Live In OSAKA~ - 16.おまけのいちにち(闘いの日々)TOUR 初日 in TOKYO - 17.橘高文彦デビュー30周年記念LIVE “筋肉少女帯” - 18.再結成10周年パーフェクトベストTOUR FINAL~六本木! - 19.筋少シングル盤大戦対SP映像大戦 - 20.Future! ツアーfinalライブ & 猫のテブクロ再現ライブ 完全版!! - 21.メジャーデビュー30周年記念オリジナルNew Album「ザ・シサ」リリース・ツアー final ライブ 完全版!! - 22.筋少・フル尺2LIVES!!「突入!」&「ザ・サン」 - 23.LOVE ~筋肉少女帯LIVE 2019

関連項目
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