渟名底仲媛

渟名底仲媛
第3代天皇后
皇后 安寧天皇3年1月5日
皇太后 懿徳天皇元年9月

父親 鴨王
母親 日向賀牟度美良姫
配偶者 安寧天皇
子女 息石耳命
懿徳天皇
磯城津彦命
異説 師木県主波延(磯城県主葉江)の娘・阿久斗比売(川津媛)
大間宿禰の娘・糸井媛
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渟名底仲媛(ぬなそこなかつひめ)は、安寧天皇皇后息石耳命懿徳天皇磯城津彦命らの生母。

概要

日本書紀』本文での皇后。渟名襲媛とも。事代主の孫鴨王の娘。母は不明。安寧3年に皇后になる。

先代旧事本紀』では「三世孫 天日方奇日方命 亦名 阿田都久志尼命 此命娶日向賀牟度美良姫 生一男一女 兒 健飯勝命 妹 渟中底姬命 此命 片鹽浮穴宮天皇 安寧 片鹽浮穴宮 或本坐輕地曲峽宮 立為皇后 誕生四兒 即 大日本根子彥耜友天 懿德 次 常津命 次 磯城津彥命 次 手研彥奇友背命也」とある。天日方奇日方命[1]の娘。

なお、『古事記』での皇后は、師木県主波延の娘・阿久斗比売、 『日本書紀』第1の一書での皇后は磯城県主葉江の娘である川津媛、第2の一書での皇后は大間宿禰の娘である糸井媛。

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関連史料

注釈

  1. ^ 『先代旧事本紀』では素戔烏尊(すさのお-)の三世孫、祖父は大己貴神、父は都味歯八重事代主神、母は三島溝杭の娘の活玉依姫
皇后旗 日本の皇后 菊の御紋
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