漢翔航空工業
台中国際空港付近に設立された台湾先進複合素材センター(2014年4月9日) | |
種類 | 股份有限公司 |
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本社所在地 | 台湾 40760 台中市西屯区漢翔路1号 |
設立 | 1996年7月1日[注 1](前身:1946年9月[注 2]) |
業種 | 輸送用機器 |
事業内容 | 航空機製造 |
代表者 | 董事長 胡開宏、総経理 馬萬鈞 (2019~) |
外部リンク | http://www.aidc.com.tw |
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漢翔航空工業(中国語:漢翔航空工業股份有限公司、ピンイン:Hànxiáng Hángkōng Gōngyè Gǔfèn Yǒuxiàn Gōngsī、AIDC:Aerospace Industrial Development Corporation)は、台湾の企業。軍用機の開発・製造に加え、民間機の製造分担請負、機体及びエンジンの整備等を業務としている[2]。
歴史
1946年9月、南京に空軍傘下の組織として航空工業局が設立された。国共内戦での中国国民党の敗退と台湾への撤退を受けて1949年に当社も台湾に移動し、1954年7月には再編により空軍技術局となった[1]。
1969年3月、空軍傘下の航空工業発展中心(航空工業發展中心、航空工業発展センター、AIDC:Aero Industry Development Center)として改組された。1981年5月より、第4世代の新型戦闘機の研究を開始、これは1988年にF-CK-1として完成した。その間の1983年1月には、上部組織が空軍から国家中山科学研究院に変更されている[1]。
1991年、航空工業が十大新産業の一つに選定されると、F-CK-1の生産完了を1999年に控えた航空工業発展中心が有する人材・設備を活用するため、1992年10月に行政院により国有企業化する合意が成立した。これを受けて新法が制定され、1996年7月1日経済部の下に漢翔航空工業として企業化された[1]。英語では、前身の『航空工業発展中心』の英語名から、「航空」の部分(英:Aero)を「航空航天・航太(航空宇宙)」(英:Aerospace)に、「中心(センター)」の部分(英:Center)を「公司(会社)」(英:Corporation)に置き換えた "Aerospace Industrial Development Corporation" と名乗っており、略称は引き続き "AIDC" を用いている。
企業化後は、多角化を進める一方で国防部からの70億台湾ドルの資金を用いてF-CK-1の後継機開発を独自に行い、2006年10月4日に改良型F-CK-1Cの初飛行を達成している[1][3]。民営化して2014年8月25日に台湾証券取引所に上場した[4]。
製品
別途出典がないものは公式サイトの記載による[2]。
自主開発
ライセンス生産
- F-5E
- PL-1B
- UH-1H
エンジン
関連項目
脚注
注
出典
- ^ a b c d e f “公司沿革”. 漢翔航空工業. 2014年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月22日閲覧。
- ^ a b “產品及服務”. 漢翔航空工業. 2014年8月22日閲覧。
- ^ “F-CK-1 C/D雄鷹戰機 (2001~)”. 漢翔航空工業. 2014年8月22日閲覧。
- ^ “漢翔航空工業が民営化、25日に上場” (中国語). Rti 台湾国際放送. 2020年3月9日閲覧。
- ^ 李適彰 (2003). “一段「曾經參與的榮耀-記「XC-2」中運機發展歷程(上)” (PDF). 漢翔月刊 (69). http://www.aidc.com.tw/tw/aerorootpdf/69-1.pdf 2014年8月22日閲覧。.
外部リンク
- 漢翔航空工業公式サイト