金平亮三

金平 亮三(かねひら りょうぞう、1882年1月1日 - 1948年11月27日)は、日本植物学者林学者九州帝国大学教授、陸軍司政長官を歴任。

経歴

金平惣伍の三男として岡山県に生まれる[1]東京帝国大学を卒業後、台湾総督府技師となり、同府営林局、中央研究所林業部長などを歴任した[1]1928年(昭和3年)九州帝国大学教授となり、1942年(昭和17年)3月に退官した[1]。同年11月、陸軍司政長官に就任した[1]台湾のほかフィリピンニューギニアペルーなどで植物、特に森林資源の調査を行った。

著書

  • 『台湾樹木誌』(台湾総督府殖産局、1917年)
  • 『熱帯有用植物誌』(南洋協会臺灣支部、1925年)
  • 『南洋群島植物誌』(南洋庁、1933年)(昭和11年度日本農学会賞受賞[2]
  • 『ニューギニヤ探検』(養賢堂、1942年)

脚注

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  1. ^ a b c d 帝国秘密探偵社 1943, 海外8頁.
  2. ^ “日本農学賞”. 日本農学会. 2018年2月3日閲覧。

参考文献

  • 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』帝国秘密探偵社、1943年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1230025 
Kaneh.は、植物の学名命名者を示す場合に金平亮三を示すのに使われる。命名者略記を閲覧する/IPNIでAuthor Detailsを検索する。)
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