M41 155mm自走榴弾砲

M41 155mm自走榴弾砲
性能諸元
全長 5.83m
全幅 2.84m
全高 2.38m
重量 18.45t
懸架方式 トーションバー
速度 56.4km/h
行動距離 241km
主砲 155mm榴弾砲M1×1
副武装 12.7mm重機関銃M2×1
装甲 12.7-28.5mm
エンジン キャデラック・シリーズ 44T4 液冷ガソリン
296hp
乗員 5名
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M41 155mm自走榴弾砲(エム41 155ミリメートルじそうりゅうだんほう、英語:M41 155 mm Howitzer Motor Carriage)は、アメリカ陸軍自走砲である。

概要

アメリカ陸軍では、M24軽戦車の車体を用いて各種自走砲を開発する「ライト・コンバット・チーム」構想が存在した。これに基づき、155mm榴弾砲搭載の自走砲として開発されたものがT64E1である。本車は、エンジン室を車体中央に移動させたT65E1(M19対空自走砲の試作型)の車体を流用し、後部に155mm榴弾砲M1を装備した。主砲の射程は14.9kmで、搭載砲弾数は22発であった。

試作車は1944年12月に完成し、試験では発砲時の爆風で雑具箱などが破損したため、雑具箱やアンテナなどの配置変更の後、1945年6月28日にM41 HMC(Howitzer Motor Carriage)として制式化された。

本車はマッセイ・ハリス社で生産されたが、1945年9月までに60両が完成したに留まり、第二次世界大戦には間に合わず、朝鮮戦争で使用された。

登場作品

ゲーム

World of Tanks
アメリカ自走砲「M41 HMC」として開発可能。

参考文献

  • グランドパワー別冊『世界の軍用車輌(1) 装軌式自走砲:1917~1945』 デルタ出版
  • グランドパワー 1996年8月号 デルタ出版

関連項目

は装輪式・半装軌式V水陸両用型
戦車
軽戦車
中戦車
重戦車
自走砲
榴弾砲
多連装ロケット砲
対空砲
戦車駆逐車
装甲車
輸送車
装甲回収車
試作車輌
第二次世界大戦後の装甲戦闘車両