サンタクロース村

冬季の昼間のサンタクロース村の様子(2005年12月)。北極線上にあるため冬至頃は極夜となっている。
サンタクロース村内を横切る北極線。
サンタクロース郵便局
夏季のサンタクロース村(2006年7月)。夏至頃は白夜となる。

サンタクロース村(サンタクロースむら、フィンランド語: Joulupukin Pajakylä英語: Santa Claus Village)は、フィンランドロヴァニエミ市近郊にある。

概要

サンタクロース村は、ラップランドフィンランド国内部分にあたるラッピ州にあり、州都ロヴァニエミ市中心街から北東へ8km離れた北極線上にある。一方、サンタクロース(フィンランド語ではJoulupukki、ヨウルプッキ)は、サンタクロース村から北へ300km離れたコルヴァトゥントゥリ(ラップランド内)の山中で、サンタクロースの手伝いをする妖精トントゥと一緒に住んでいる[1]

サンタクロース村には、サンタクロース・オフィス、サンタクロース郵便局、クリスマスグッズの店などが建てられており、毎年、世界中から何十万人もの人々が訪れる。サンタクロース村では毎日サンタクロースに会うことができ、記念撮影も可能。また、サンタクロース郵便局では、事前に申し込むと、エアメールクリスマス前にサンタクロースから手紙が届く。

サンタクロース村への観光客の多くはイギリスドイツロシアフランスアイルランド中国日本インドなどの国出身である。近年、アメリカ合衆国からやってくるアメリカ人が著しい伸びを見せ、2005年には4.7%を占めるまでになった。

クリスマスシティネットワーク

クリスマスシティネットワーク (Christmas Cities network) は、2005年11月にサンタクロース村に新たに設置されたサンタミュージアム (Christmas House) の開館式に参加した、クリスマスと関連する以下の7つの都市等により結成された[2]仙台市の場合は、表向きはSENDAI光のページェントにおける「サンタパレード」との関連により参加したのだが、同2005年3月に同市青葉区に開館した仙台フィンランド健康福祉センター(フィンランドの国家プロジェクトと仙台市による国際共同事業)[3]との関連もある。

アクセス

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港からの国内線でのアクセスが主で、フィンエアーノルウェー・エアシャトルがロヴァニエミ空港へ就航している他、国際線では、ロンドン/ガトウィックへノルウェー・エアシャトルが、イスタンブールターキッシュ エアラインズ(2019年12月より)が就航している。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ "Santa Claus origin"
  2. ^ 光のページェントの開始に合わせヨーロッパと仙台のクリスマスの写真を展示します(仙台市)
  3. ^ プロジェクトの概要(仙台フィンランド健康福祉センター)

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、サンタクロース村に関連するメディアがあります。
  • Santa Claus Village Official Web Site(英語フィンランド語
  • Santa Claus Office(英語・フィンランド語)
  • Christmas Cities network(英語)

座標: 北緯66度32分36秒 東経25度50分54秒 / 北緯66.54333度 東経25.84833度 / 66.54333; 25.84833

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