火部

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康熙字典 214 部首
水部 火部 爪部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

火部(かぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。

康熙字典214部首では86番目に置かれる(4画の26番目、巳集の2番目)。

概要

「火」の字はの燃え上がる様子に象る。

説文解字』では五行説南方を司る元素とする。偏旁の意符としては火に関する事物、動作、性質などを示す。脚にあるときは、「(れっか・れんが)」の形に変わる。

火部は上記のような意符を構成要素に持つ漢字を収め、また「無」「營」といった火と関わらず、その字形を筆画の一部に持つ漢字を収める。

部首の通称

  • 日本:ひ・ひへん(火偏)・れんが(連火)・れっか(列火)
  • 中国:火字旁
  • 韓国:불화부(bul hwa bu、ほのおの火部)• 연화발 (yeon hwa bal、燕火の脚)(*燕の脚になった火の字の形態という意味から)
  • 英米:Fire radical

部首字

  • 金文
    金文
  • 大篆
    大篆
  • 小篆
    小篆

例字

詳細は「wikt:Wiktionary:漢字索引 部首 火」を参照

最大画数

29:𤓮

脚注

  1. ^ 新部首を作り、ツ部9に分類する辞書もある。