第34回日本選手権競輪

第34回 日本選手権競輪(だい34かい にほんせんしゅけんけいりん)は1981年千葉競輪場で行われた。

決勝戦

  • 3月24日(火)
着順 車番 選手名 登録地
1 7 中野浩一 福岡
2 6 恩田康司 群馬
3 2 山口健治 東京
4 4 片岡克巳 岡山
5 9 竹内久人 岐阜
6 3 菅田順和 宮城
7 5 久保千代志 愛知
8(落再乗) 1 高橋健二 愛知
失格 8 岩崎誠一 青森
  • 配当
    • 連勝単式 5 - 5 2560円

レース概要

前年の1980年オールスター競輪いわき平競輪場)、競輪王戦を制し、当大会を制すれば特別競輪(現在のGI)3連覇の偉業となる中野浩一だが、予選道中は2・5・2と一勝もしていなかった。加えて、日本選手権競輪は前年まで決勝で2着以上の着順を経験したことがなく、相性の悪さも懸念されていた。

当時はスタンディング(S)争いが流行していたが、恩田がSを取り、中野だけを前に入れた。ジャンで後方8、9番手にいた高橋 - 久保が上昇すると、これを菅田 - 岩崎が叩く。最終ホーム付近で、菅田が出切って先頭に立ち、その番手を巡って高橋と岩崎が競る形となったが、岩崎の押圧により高橋が落車。すると、最終バック付近で4番手に構えた中野が捲り切り、そのまま押し切って日本選手権競輪初優勝。また、1952年高倉登以来、史上2人目となる特別競輪3連覇を達成した。

参考文献

  • とらいふぇくた2007年9月号 (PDF)
  • 46 - 60 我が中野
1940年代
  • 1949春 大阪住之江
  • 1949秋 川崎
1950年代
  • 1950 名古屋
  • 1951春 後楽園
  • 1951秋 大阪中央
  • 1952春 川崎
  • 1952秋 後楽園
  • 1953 大阪中央
  • 1954 川崎
  • 1955 大阪中央
  • 1956 後楽園
  • 1957 後楽園
  • 1958 後楽園
  • 1959 後楽園
1960年代
  • 1960 後楽園
  • 1961 中止
  • 1962 一宮
  • 1963 後楽園
  • 1964 後楽園
  • 1965 後楽園
  • 1966 後楽園
  • 1967 後楽園
  • 1968 後楽園
1970年代
1980年代
1990年代
  • 1990 平塚
  • 1991 一宮
  • 1992 前橋
  • 1993 立川
  • 1994 静岡
  • 1995 松戸
  • 1996 千葉
  • 1997 岸和田
  • 1998 西武園
  • 1999 静岡
2000年代
  • 2000 千葉
  • 2001 松戸
  • 2002 立川
  • 2003 平塚
  • 2004 静岡
  • 2005 松戸
  • 2006 立川
  • 2007 平塚
  • 2008 静岡
  • 2009 岸和田
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