立川橋

この項目では、福島県にある橋について説明しています。東京都にある橋については「立川橋 (東京都)」をご覧ください。

立川橋（たちかわはし）は福島県河沼郡会津坂下町から同県同郡湯川村に跨る道路橋である。

概要

• 全長：314.9 m
  • 主径間：52.2 m
• 幅員：10.0 m^[1]
• 形式：3径間鋼連続非合成鈑桁橋×2（計6径間）
• 竣工：1983年^[2]
• 施工：川崎重工業・松尾橋梁^[3]

会津坂下町と湯川村の境をなす一級水系阿賀川を渡り、福島県道127号会津坂下塩川線を通す。西詰は橋名の由来でもある会津坂下町立川字天神前に、東詰は湯川村堂畑字村北に位置する。下流側には湯川村と喜多方市の市町境も位置する。橋上は上下対向2車線で供用されており、下り線側（下流側）に歩道が設置されている。親柱は東にそびえる会津盆地のシンボルである磐梯山をモチーフにデザインされている。

沿革

従来当地には立川の渡しとして渡船場があり、阿賀川の横断に供されてきた。1974年度より渡船から変えるべく架橋が事業化された。国庫補助事業認可の陳情に会津地方出身の代議士である渡部恒三が走り回ったと完成後の祝賀会にて語られている。総事業費14億5770万円が費やされ、1983年10月に立川橋の開通式が行われるとともに、立川の渡しの廃舟式が行われた。福島県道としては最後まで残った渡船場であり、当橋梁の開通により福島県が管理する渡船場は全廃された^[4]。

脚注

阿賀川の横断交通施設
上流側 宮古橋 立川橋 下流側 会青橋

表 話 編 歴 阿賀野川・阿賀川（大川）の橋
阿賀川 （大川）	(源流 荒海山) 宮前橋 旭橋 滝ノ原橋 銅竜橋 大滝橋 恋路橋 三滝橋 小滝橋 滝原橋 向滝橋 七森橋 糸沢橋 荒海橋 荒海橋 磐根橋 永井橋 永田橋 御蔵入大橋 丹藤橋 田島橋 長野橋 八幡橋 第六大川橋梁（会津線） 旭橋 楢原橋 若水橋 幾世橋 藤見橋 塔の岪橋 第五大川橋梁（会津線） 第四大川橋梁（会津線） 江川橋 湯野上橋 二川橋 下郷大橋 第三大川橋梁（会津線） 第二大川橋梁（会津線） 大川湖面橋 第一大川橋梁（会津線） 舟子橋 大川橋 新大川橋 居平橋 戸草橋 芦ノ牧橋 小谷橋 馬越橋 本郷大橋 大川橋梁（只見線） 高田橋 蟹川橋 会津大橋 阿賀川橋（磐越道） 宮古橋 立川橋 会青橋 泡の巻橋 袋原大橋（旧河道） 長井橋 山都橋 塩坪橋 峯橋 阿賀野川釜ノ脇橋梁（磐越西線） 明神橋 橋屋橋 旧柴崎橋 柴崎橋 奥川橋 阿賀野川徳沢橋梁（磐越西線）
阿賀野川	阿賀野川徳沢橋梁（磐越西線） 新渡大橋 徳石大橋 船渡大橋 菱潟大橋 平瀬橋 阿賀野川当麻橋梁（磐越西線） 角神橋 阿賀野川深戸橋梁（磐越西線） 鹿瀬大橋 鹿瀬橋 麒麟橋 昭和橋 小花地大橋 揚川橋（磐越道） 谷沢大橋 谷花橋（磐越道） 阿賀野川御前橋梁（磐越西線） 白崎橋 岩津橋 五十島橋 取上橋 釣浜橋 石間釣浜橋（磐越道） 阿賀野川頭首工管理橋 馬下橋 安田橋 阿賀野川橋（磐越道） 阿賀浦橋 阿賀野川橋梁（羽越本線） 新横雲橋 横雲橋 大阿賀橋 阿賀のかけはし（日東道） 阿賀野川橋梁（白新線） 泰平橋 阿賀野川大橋 ござれや阿賀橋 松浜橋 (河口 日本海)
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座標: 北緯37度34分52秒 東経139度51分40秒 / 北緯37.58122度 東経139.86114度 / 37.58122; 139.86114