マイルズ・ギャレット

マイルズ・ギャレット
Myles Garrett
refer to caption
クリーブランド・ブラウンズでのギャレット
(2021年)
クリーブランド・ブラウンズ #95
ポジション ディフェンシブエンド
生年月日 (1995-12-29) 1995年12月29日(28歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
テキサス州アーリントン
身長: 6' 4" =約193cm
体重: 272 lb =約123.4kg
経歴
高校 マーティン高等学校
大学 テキサスA&M大学
NFLドラフト 2017年 / 1巡目全体1位
所属歴
2017- クリーブランド・ブラウンズ
受賞歴・記録
オールプロ選出(計5回)
1st(3回)

2020, 2021, 2023

2nd(2回)
2018, 2022
プロボウル選出(5回)
2018, 2020-2023
その他受賞・記録
  • ディフェンス部門最優秀選手賞 (2023)
  • NFLオールルーキーチーム (2017)
  • ビル・ウィリス賞 (2015)
  • アンアニマスオールアメリカン (2016)
  • オールアメリカンファーストチーム (2015)
  • 2× オールSECファーストチーム (2015, 2016)
  • オールSECセカンドチーム (2014)
NFL 通算成績
(2023年終了時点)
タックル 305
サック 88.5
フォースファンブル 17
ファンブルリカバー 5
パスディフレクション 16
ディフェンシブTD 1
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

マイルズ・ローレンツ・ギャレットMyles Lorenz Garrett, 1995年12月29日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州アーリントン出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLクリーブランド・ブラウンズに所属している。ポジションはディフェンシブエンド

経歴

プロ入り前

テキサスA&M大学時代は、史上最高評価のディフェンシブプレーヤーと言われ、2度のオール・アメリカに選ばれ、チームはギャレットの活躍もあり、多くの賞を獲得した。

クリーブランド・ブラウンズ

2017年のNFLドラフトでは全体1位でクリーブランド・ブラウンズに指名された[1]

入団後のルーキーシーズンはケガの影響で開幕戦に欠場するなど[2]出番が限られていたものの、第5週のニューヨーク・ジェッツ戦でデビュー。この試合の最初のプレーで相手QBのジョシュ・マカウンをサックする[3]など、そのシーズン後半以降に頭角を現した。このシーズンは、チーム内トップの7サックを挙げた。

2018年シーズン、第3週のジェッツ戦で相手QBのサム・ダーノルド相手にサックを挙げ、チームも21-17で勝利した。ブラウンズは昨シーズン16戦全敗していたため、この勝利は2016年シーズンの第16週のサンディエゴ・チャージャーズ戦以来の勝利であった[4]。このシーズン、ギャレットは全試合に先発し、リーグ6位のサック数である13.5サックを記録、44タックルをあげ、プロボウルに選出された[5][6]

2019年シーズン第11週のピッツバーグ・スティーラーズ戦において、相手QBのメイソン・ルドルフ(英語版)との間に発生した乱闘[7]が原因で無期限の出場停止処分を受けた[8]が、2020年2月に復帰している[9]。7月にはチームと5年1億2,500万ドルの大型契約を結び、NFLで最も高い年俸が支払われる守備選手となった[10]。 このシーズンはキャリアハイとなる48タックル、4ファンブルフォースを記録し、オールプロにも選ばれた[11]2023年シーズンにはディフェンス部門最優秀選手賞を受賞した[12]

人物

異母兄のショーン・ウィリアムズは、2007年のNBAドラフトニュージャージー・ネッツから1巡目17位に指名され、2012年までNBAで活躍したバスケットボール選手。姉のブリア・ギャレットは、テキサスA&M大学で陸上選手として活躍し、2014年のNCAAにおいて20ポンドの重量投げでタイトルを獲得し、アギー史上初の重量投げのチャンピオンとなった。

NBAクリーブランド・キャバリアーズの少数株主になっている。

詳細情報

年度別成績

レギュラーシーズン

年度 チーム

試合 タックル インターセプト  ファンブル
出場 先発 合計 ソロ アシスト サック セーフ
ティ
パス
ディフ
ェンス
インター
セプト
リターン
ヤード
平均
リターン
ヤード
最長
リターン
TD ファンブル
フォース
ファンブル
リカバー
2017 CLE 95 11 9 31 19 12 7.0 1 1 1
2018 16 16 44 35 9 13.5 3 3
2019 10 10 29 20 9 10.0 2
2020 14 14 48 33 15 12.0 2 4 2
NFL:4年 51 49 152 107 45 42.5 0 6 0 0 0.0 0 0 10 3
  • 2020年度シーズン終了時
  • 太字は自身最高記録

ポストシーズン

年度 チーム 試合 タックル インターセプト  ファンブル
出場 先発 合計 ソロ アシスト サック セーフ
ティ
パス
ディフ
ェンス
インター
セプト
リターン
ヤード
平均
リターン
ヤード
最長
リターン
TD ファンブル
フォース
ファンブル
リカバー
2020 CLE 2 2 3 3 0 1.0 0 0
2 2 3 3 0 1.0 0 0 0 0 0.0 0 0 0 0
  • 2020年度シーズン終了時

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “ブラウンズ、全体1位でマイルズ・ギャレットを指名”. NFL JAPAN (2017年4月28日). 2021年2月21日閲覧。
  2. ^ “ブラウンズDEギャレットは第1週の欠場が決定”. NFL JAPAN (2017年9月8日). 2021年2月21日閲覧。
  3. ^ “Myles Garrett starts career with two sacks vs. Jets”. NFL. 2021年2月21日閲覧。
  4. ^ “メイフィールドが途中出場した試合でブラウンズが635日ぶりの勝利”. NFL JAPAN (2018年9月21日). 2021年2月21日閲覧。
  5. ^ “2018 NFL Leaders and Leaderboards” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2021年2月21日閲覧。
  6. ^ “Myles Garrett 2018 Game Log” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2021年2月21日閲覧。
  7. ^ “ブラウンズ対スティーラーズでDEギャレットら3名が退場”. NFL JAPAN (2019年11月15日). 2021年2月21日閲覧。
  8. ^ “ブラウンズDEギャレットが無期限出場停止、両チームに2,700万円の罰金”. NFL JAPAN (2019年11月16日). 2021年2月21日閲覧。
  9. ^ “ブラウンズDEギャレットの出場停止処分が解除”. NFL JAPAN (2020年2月13日). 2021年2月21日閲覧。
  10. ^ “ブラウンズを“約束の地”に連れていきたいとDEギャレット”. NFL JAPAN (2020年7月17日). 2021年2月21日閲覧。
  11. ^ “Myles Garrett 2020 Game Log” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2021年2月21日閲覧。
  12. ^ “2023年NFL最優秀賞、受賞者リスト”. NFL Japan. 2024年2月9日閲覧。

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、マイルズ・ギャレットに関連するカテゴリがあります。
  • 通算成績と情報 ESPN, or Pro-Football-Reference (英語)
  • Cleveland Browns profile (英語)
  • Texas A&M profile (英語)


クリーブランド・ブラウンズ 2023
クォーターバック

ランニングバック

ワイドレシーバー

タイトエンド

オフェンシブライン
  • 75 ジョエル・ビトニオ G
  • 64 ジェロン・クリスチャン T
  • 68 マイケル・ダン G
  • 53 ニック・ハリス C
  • 66 ジェームズ・ハドソン T
  • 55 イーサン・ポシッチ C
  • 66 ジェームズ・ハドソン T
  • 77 ワイアット・テラー G
  • 69 リロイ・ワトソン T
  • 56 ルーク・ワイプラー C

ディフェンシブライン

  • 95 マイルズ・ギャレット DE
  • 93 シェルビー・ハリス DT
  • 62 シアキ・イカ DT
  • 92 サム・カマラ DE
  • 57 アイザイア・マクガイア DE
  • 54 オボニア・オクロンクオ DE
  • 99 ザダリアス・スミス DE
  • 94 ダルビン・トムリンソン DT
  • 91 アレックス・ライト DE
ラインバッカー
  • 40 マシュー・アダムス OLB
  • 43 モハマウド・ディアベイト OLB
  • 42 トニー・フィールズ2世 OLB
  • 51 ジョーダン・クナジク MLB
  •  6 ジェレマイア・オウス=コラモーア OLB
  • 44 シオネ・タキタキ OLB
  •  5 アンソニー・ウォーカー・ジュニア MLB

ディフェンスバック

  • 37 ディアンソニー・ベル SS
  • 23 マーティン・エマーソン CB
  • 25 カーリフ・ハイラシー CB
  • 30 デュロン・ハーモン S
  • 33 ロニー・ヒックマン FS
  • 29 キャメロン・ミッチェル CB
  •  0 グレッグ・ニューサム2世 CB
  •  1 ジュアン・ソーンヒル FS
  • 21 デンゼル・ウォード CB

スペシャルチーム

  • 13 コーリー・ボホルケス P
  •  7 ダスティン・ホプキンス K
  • 47 チャーリー・ヒューレット LS
リザーブリスト

練習生

  • 16 ジェイロン・ダーデン WR
  • 65 ジョーイ・フィッシャー T
  • 38 A・J・グリーン CB
  • 35 ビンセント・グレイ S
  • 41 ジョン・ケリー RB
  • 74 アレックス・レザーウッド T
  • 48 タナー・マカリスター SS
  • 83 ザイア・ミッチェル=パーデン TE
  • 64 ジャスティン・マレー T
  • 72 タイ・セヘー T
  • 63 ロニー・フェルプス DE
  • 35 チャーリー・トーマス OLB
  • 58 アイザイア・トーマス DE
  • 10 PJ・ウォーカー QB
  • 80 オースティン・ワトキンス WR
  • -- クリス・ウィリアムズ DT


Roster December 24, 2023現在
  • Depth chart
  • Transactions

アクティブ 53名 インアクティブ 14名
練習生 15名 (+免除1名)

AP通信 オールプロ ファーストチーム選出(3回)
AP通信 2020 オールプロ ファーストチーム
クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
タイトエンド
オフェンシブラインマン
エッジラッシャー
ディフェンシブタックル
ラインバッカー
コーナーバック
セイフティ
プレースキッカー
  • ジェイソン・サンダース(英語版)(ドルフィンズ)
パンター
キックリターナー
  • コーダレル・パターソン(英語版)ベアーズ
パントリターナー
  • ガンナー・オルシェウスキー(英語版)(ペイトリオッツ)
スペシャルチーマー
  • ジョージ・オダム(英語版)(コルツ)
ロングスナッパー
AP通信 2021 オールプロ ファーストチーム
クォーターバック
ランニングバック
  • ジョナサン・テイラー(コルツ
ワイドレシーバー
タイトエンド
オフェンシブラインマン
エッジラッシャー
ディフェンシブタックル
ラインバッカー
コーナーバック
セイフティ
プレースキッカー
パンター
キックリターナー
  • ブラクストン・ベリオス(英語版)ジェッツ
パントリターナー
  • デビン・デュバネイ(英語版)(レイブンズ)
スペシャルチーマー
ロングスナッパー
  • ルーク・ローズ(英語版)(コルツ)
AP通信 2023 オールプロ ファーストチーム
クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
タイトエンド
オフェンシブラインマン
エッジラッシャー
ディフェンシブタックル
ラインバッカー
コーナーバック
セイフティ
プレースキッカー
パンター
キックリターナー
パントリターナー
  • ラシード・シャヒード(英語版)セインツ
スペシャルチーマー
ロングスナッパー
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  1. マイルズ・ギャレット
  2. ミッチェル・トゥルビスキー
  3. ソロモン・トーマス
  4. レナード・フォーネット
  5. コーリー・デービス
  6. ジャマール・アダムズ
  7. マイク・ウィリアムズ
  8. クリスチャン・マキャフリー
  9. ジョン・ロス
  10. パトリック・マホームズ
  11. マーション・ラティモア
  12. デショーン・ワトソン
  13. ハサン・レディック
  14. デレック・バーネット
  15. マリク・フッカー
  16. マーロン・ハンフリー
  17. ジョナサン・アレン
  18. アドリー・ジャクソン
  19. O・J・ハワード
  20. ギャレット・ボールズ
  21. ジャラド・デービス
  22. チャールズ・ハリス
  23. エバン・イングラム
  24. ギャリオン・コンリー
  25. ジャブリル・ペッパーズ
  26. タカリスト・マッキンリー
  27. トレデイビアス・ホワイト
  28. タコ・チャールトン
  29. デビッド・ナジョーク
  30. T・J・ワット
  31. ルーベン・フォスター
  32. ライアン・ラムチェック
 
各年のNFLドラフト
  • 1936
  • 1937
  • 1938
  • 1939
  • 1940
  • 1941
  • 1942
  • 1943
  • 1944
  • 1945
  • 1946
  • 1947
  • 1948
  • 1949
  • 1950
  • 1951
  • 1952
  • 1953
  • 1954
  • 1955
  • 1956
  • 1957
  • 1958
  • 1959
  • 1960
  • 1961
  • 1962
  • 1963
  • 1964
  • 1965
  • 1966
  • 1967
  • 1968
  • 1969
  • 1970
  • 1971
  • 1972
  • 1973
  • 1974
  • 1975
  • 1976
  • 1977
  • 1978
  • 1979
  • 1980
  • 1981
  • 1982
  • 1983
  • 1984
  • 1985
  • 1986
  • 1987
  • 1988
  • 1989
  • 1990
  • 1991
  • 1992
  • 1993
  • 1994
  • 1995
  • 1996
  • 1997
  • 1998
  • 1999
  • 2000
  • 2001
  • 2002
  • 2003
  • 2004
  • 2005
  • 2006
  • 2007
  • 2008
  • 2009
  • 2010
  • 2011
  • 2012
  • 2013
  • 2014
  • 2015
  • 2016
  • 2017
  • 2018
  • 2019
  • 2020
  • 2021
  • 2022
  • 2023
  • 2024
1930年代
  • 1936 J.バーワンガー(英語版)
  • 1937 S.フランシス(英語版)
  • 1938 C.デービス(英語版)
  • 1939 K.オルドリッチ(英語版)
1940年代
  • 1940 G.カフェゴ(英語版)
  • 1941 T.ハーモン(英語版)
  • 1942 B.ダドリー(英語版)
  • 1943 F.シンクウィッチ(英語版)
  • 1944 A.バーテリ(英語版)
  • 1945 C.トリッピ(英語版)
  • 1946 F.ダンスウィック(英語版)
  • 1947 B.フェニモア(英語版)
  • 1948 H.ギルマー(英語版)
  • 1949 C.ベドナリク(英語版)
1950年代
  • 1950 L.ハート(英語版)
  • 1951 K.ローテ(英語版)
  • 1952 B.ウェイド(英語版)
  • 1953 H.バブコック(英語版)
  • 1954 B.ギャレット(英語版)
  • 1955 G.ショー
  • 1956 G.グリック(英語版)
  • 1957 P.ホーナング(英語版)
  • 1958 K.ヒル(英語版)
  • 1959 R.ダンカン(英語版)
1960年代
  • 1960 B.キャノン(英語版)
  • 1961 T.メイソン(英語版)
  • 1962 E.デービス
  • 1963 T.ベイカー(英語版)
  • 1964 D.パークス(英語版)
  • 1965 T.フレデリクソン(英語版)
  • 1966 T.ノービス(英語版)
  • 1967 Bu.スミス
  • 1968 R.ヤリー(英語版)
  • 1969 O.J.シンプソン
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代